水槽の片隅から
別に何者にもなりたくないし
別に何かを目指してもいない
まぁ別にいいか、とも思うし
それでも面倒な事が無くなるわけじゃない
いつまでも変わらない事に苛ついてもいるし
それがどうした、とも思う
自分のような人間は腐るほどいて
そして同じものなど何一つないと思う
何が言いたいのかと問われても
何か言いたい事があるって事にしないといけないのか
少なくともあなたの
僕がいないと生きていけないというのは気のせいだと思うし
もしそうだとしても僕にどうしろというのか
僕はあなたがいなくても生きていけるのに
そしてあなたはあなたが思うほど僕の事を愛してはいないんだ
僕があなたを愛しているほどには