コミュニケーション納涼区
こんなの、もう耐えられない。
普通と普通が混じり合って、
なんとも異常な匂いがするよ。
逃避、逃避と貴方は言うけど、
もしそれがその通りだとして、
世界は逃げちゃいけないほど、
大事なことで溢れていると思っているの?
それにそう語る貴方も、
いつも僕を見つめることから、逃げてばかりいるじゃないか。
表面的なことが、ずっと大事だと思ってきたよ。
だって僕は毎日毎日、こう聞かされて生きてきた、
「みんなと上手くやることが、何よりも大事なことだ」って。
そして僕は一度も「みんな」を理解出来たことがない。
そして僕は一度も「みんな」を理解出来たことがないまま、
ただそれが「正しい事」だと一生懸命、大切に思って生きてきた。
そう、僕が壊れてしまうほどに。
だっていつも言っていたじゃないか。
おかしいのは僕だって。
僕がおかしいって、ずっとずっと言い続けてきたじゃないか。
だからもう、知らないよ。
僕は堂々と逃げ切ってみよう?
世界を理解したくなんか無いんだ。
どんな言葉も役に立たないよ。
僕の感じること、貴方の感じること、
全てを繋げようとするならば、
其処には音色しかなかったんだよ。
※落書きは群発頭痛のイメージを描いてみたもの。