悠久千年
明るみに出て、
そうやって、急いで行って
僕から離れていく
この体、この心、この魂
どうか僕をこのままそっとしておいて
僕にもう触れたりしないで
貴方の息が思い出せるようになるまでは
僕にはまだ千年必要だよ
だから、今は、そっとしておいて
素敵な時間を探しに行こう
僕達だけの見る時の流れと共に
揺るぎなく光り出す亡霊達の言霊
何時の日か、さあもっと
僕を見て、触れて、感じて
行ってみたいよ貴方のところまで
連れて行ってよ貴方のところまで
その美しさを見つめるように縛り上げて
でも、だけど、きっと
貴方の息が思い出せるようになるまでは
僕にはまだ千年必要だよ
だから、今は、そっとしておいて
そっとしておいて